スタイルを更新し続ける理由。
店主 甲斐 和洋
らぁ麺、つけ麺ともに、麺・スープ・具材の3つの要素の“バランス”に一番気を使っています。例えばそれぞれを一流の食材で作り、単品で美味しいものができたとしても、うまく調和を取らなければ料理全体の印象としては美味しくないです。
だからこそ当店では、具材のスープへの溶けだし具合だとか、麺の絡み方だとか、食べ合わせといった、全体からみた味のバランスに徹底的にこだわっています。
麺に関しては、ただ硬いのではなく本物のコシ(手打ちそばやうどんのような独自の食感)を出すため自家製にこだわっています。複数の小麦を使い分け、店内の製麺機で実際に感触を確かめながら製麺しています。
またスープに関しては、素材の厳選はもちろん、仕込みの段階で時間管理に細心の注意を図ることで、繊細な出汁の味を追求しています。具材についてもひとつひとつ調理方法を替え、素材のポテンシャルを最大限引き出すよう工夫をしています。
麵屋力では、日々、より美味しいものを探求し、味をアップデートし続けています。その結果として数年前と比べると味が全然違うため、“定番の味”がないのです。
お客様のなかには「変わらないあの味が食べたい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、私としては良い意味でその期待を裏切り、常に「今のほうが美味しい」と感じていただけるよう味の追求を続けるつもりです。
当店では期間限定らぁ麺などで新味の提供をしておりますが、今後もさまざまな“こだわりらぁ麺”を開発・提供していくつもりです。らぁ麺の可能性のその先を目指したい!
2,3年後に麵屋力がどんならぁ麺を提供しているか、私自身も楽しみですね。ぜひご期待いただきつつ、お客様と変化・進化を一緒に楽しんでいければと思います。
自家製にこだわり、複数の小麦を使い分け、店内の製麺機で実際に感触を確かめながら製麺しています。
国産小麦はるゆたか、春よ恋、きたほなみ、石臼挽きの春よ恋使用(水にはRO水を使用)
国産小麦を4種類使用(水にはRO水を使用)
素材の厳選はもちろん、仕込みの段階で時間管理に細心の注意を図ることで、繊細な出汁の味を追求しています。
錦爽名古屋コーチン丸鶏、三河赤鶏、錦爽鶏、その他2種類(仕入れの状況により変更)のガラを使用。水には超純水を使用しております。
鶏ガラ、飛騨牛牛骨、魚介6種類、甲殻類を使用。甘みと酸味には、梅酒、シェリー酒を加えました。
ひとつひとつ調理方法を替え、素材のポテンシャルを最大限引き出すよう工夫をしています。
肩ロースには肉のうま味を最大限引き出すため3日間かけ調理しております。真空低温調理で6時間以上煮込み調理しております。
肉は柔らかく生のように感じますが、日本食品衛生協会 食品衛生研究所 試験検査センターの指導のもと温度管理、調理を行っており、中心までしっかり火を通しているので安全にお召し上がり頂けます。
鶏ムネ肉には錦爽鶏を使用し、鶏のうま味を逃がさずしっとりとした食感に仕上げました。
豚バラチャーシューには独自の製法で臭み、油分を抜き柔らかく仕上げております。
※豚の苦手な方は鶏チャーシューに変更できます。
スタイルを変えることを恐れず、
同時にお客様の期待も
裏切らないようにする。
そのための苦労を惜しまず、
当店のらぁ麺は進化を続けます。